「GIVE&TAKE」アダム・グラント|自分のあるべき姿がこの本に!!

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GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 [ アダム・グラント ]
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与える人が幸せな成功者

大きな成功を収める人

大きな成功を収める人には共通点があります。

それは「やる気」「能力」「チャンス」です。しかし、今の社会において実はもう1つ、重要なことがあります。

それがこれから紹介する「GIVE&TAKE」です。

ギバーとは

世の中には大きく分けて二種類の人々が存在します。

それは「テイカー」と「ギバー」です。

「テイカー」とは、常に与えるより多くの受け取ろうとする人であり、自分中心、最近の言葉でいうと「ジコチュー」ということになります。

一方、「ギバー」は、GIVE&TAKEの関係を相手の利益になるようにもっていく人のことをいいます。

ギバーは他人中心で考えており、受け取る以上に他人に与えようとします。

そこだけ聞くとギバーはさも聖人、手が届かない存在のように感じますが、決してそうではありません。

ギバーはただ他人の利益のために行動するのを心がけているだけなのです。

一番多いタイプ

「テイカー」と「ギバー」を先に紹介しましたが、自分はどちらでもないと思った人が多いことでしょう。

それもそのはず、たいていの人は「マッチャー」です。

「マッチャー」とは、テイカーとギバーの間の人のことであり、バランスをとる人です。

与えるけども同じぐらい見返りもほしい、マッチャーはGIVE&TAKEを五分五分に保とうとします。

ギバーは必ず成功する?

ギバーは成功に近い存在であり、最も成功に遠い存在でもあります。

いわゆる「バカなお人好し」、これは成功からは遠いギバーです。

成功しているギバーは人脈作り、協力、人に対する評価、影響力、これらを独自のコミュニケーション法を用いて存分に発揮しています。

テイカーやマッチャーと違い、ギバーは成功から価値を得るだけにとどまらず、価値も生み出すのです。

今回ご紹介する「GIVE&TAKE」を読んで、「成功するギバー」になりましょう!

ギバーの才能

人のつながり

ギバーはゆるつながりの人脈を上手に作れます

利益を増やす働き方に必要なこと、それは個人の力が大きい仕事です。

プログラマーや医者、デザイナーなど、大きく稼げる可能性のある仕事はどれも個人の力が大きいものです。

個人の力が大きいといっても、一人ですべてするのは不可能です。成功するには他の人の協力が不可欠。

テイカーの場合、他人に頼ることは自分の地位をおびやかし、危ないと考えます。

ギバーの場合、頼り合うことが強さ、多くの人のスキルを活用することが必要だと考えます。

ギバーは一緒に働くなかで貢献するので、感謝されるのです。

可能性を見いだす

ギバーはどんな人にも才能があると考え、やる気に着目します。

だれでも一流になれる、だれでも可能性があるので、与えることを惜しまないのです。

影響力を発揮

ギバーは弱点をさらすことを恐れません。

あくまで有能であることが必要ですが、有能である人が弱点をみせたとき、親近感がわくことはないでしょうか?

テイカーは弱みを出すことに危険を感じます。

ギバーは弱点を隠さないため、それが周りの信望を集めることにつながります

リーダーシップでも影響力を発揮するのがギバーです。

テイカーは強気に話すので一見、有能に見えます。しかし、自分こそが有能と思っているため、情報共有を避けたり、他人からのアイデアを妨げたりします。

ギバーはアドバイスを求めます。他人の方が知識があることをみとめているからです。

アドバイスを求めることで弱く見られるかどうかなんて気にしません。

他人を頼ることができるので、周りからの印象も良くなります。

与える人の注意点

ギバーは成功する人と失敗する人に分かれます。

自己犠牲タイプ

失敗するギバーが「自己犠牲タイプ」です

自己犠牲タイプのギバーは、病的なまでに他人に尽くしてしまいます。

自分のことはどうでもいい、他人最優先、一見すばらしいギバーのように思われますが、困っている人を助けられないと燃え尽きてしまいます。

他者思考タイプ

成功に最も近いギバーが「他者思考タイプ」です。

自分の利益を見失わず、他者への関心と自己への関心を結びつけます。

他人に尽くすことだけを考えず、常に「受け取るより多くを与える」をいう考え方がインプットされています。

そのため、心身の健康を犠牲にしませんので、自己犠牲タイプと違い、燃え尽きることがありません。

助けが必要なときに助けを求められるのも、他者思考タイプの特徴です。

周りを上手に頼れるかどうか、これも成功するギバーの条件といえるでしょう。

利用される人になるな

ギバーの悩み

ギバーはその性質上、他人を信用しすぎたり、共感しすぎたり、臆病になりすぎたりすることが失敗の原因になります。

ギバーは相手の視点で見るので、気持ちを想像せず、頭の中に注目します。

「この人は何を求めているのだろう」「今何をすればこの人のためになるのだろう」

気持ちは横に置いておいて、考えに注目して行動します。

信用、共感しすぎることで「何でもやります」となってしまうと、同じギバーが相手ならともかく、テイカーが相手だととことん利用されてしまいますので、注意しなければなりません。

テイカーとの付き合い方

ギバーがテイカーと上手に付き合うにはどうすればよいか、それは自分が「マッチャー」になることです。

テイカーとまともに付き合うと、自分の時間をテイカーのために浪費してしまうことになります。

テイカーに利用され、心身とも疲れ切ってしまわないようにしましょう。

そのための「マッチャー」です。ただし、3回に1回はギバーに戻って、テイカーにも挽回のチャンスを与えてあげることも必要です。

人に惜しみなく与える、そのこと自体は危険ではありません。

気をつけなければならないのは、「どんな人でも同じGIVE&TAKEの方法をとる」ことです。

先に説明したとおり、世の中には「テイカー」「マッチャー」そして「ギバー」がいます。

相手によって対応を変えるのは決して差別ではありません。

成功するギバーになるには、GIVE&TAKEの方法を変える柔軟さは必要です。

ギブの輪を広げよ

情けは人のためならず

人助けは相手を助けているのと同時に、実際は自分自身を助けています

なぜなら、「相手の同じ境遇」を体感できているからです。

人から良い話を聞くより、自分自身でたくさん人助けをした方が経験値が貯まります。

人は「相手に得をさせたい欲求」と「自分自身も得をしたい欲求」が混ざり合っています。

人助けは相手の得になることをしつつ、自分の成長にもつながる、とても貴重な機会なのです。

加えて人とのつながり、絆もできます。

人々の行動を変える

テイカーやマッチャーも「ギバー」に変わる可能性十分です。

どうすればギバーに変わるのか、まずは行動を変えるように促してみます。

給料を上げたり、モノを上げたりといった外的な理由でギバーに変えることはできません。

テイカーに与えようという気にさせるために、テイカーのギブを見える化し、周りから評価されるようにします。

与えるときは「自分の選択」としてやらせることが重要です。

指示してやらせるのではなく、自分の意思でやる。それを何度も繰り返すことで、ギバーが個性として内面化していきます。

テイカーにいきなりギバーになりなさいなんて無理な話です。

まずは行動を変える。行動が変わると心が変わります。信念はあとからついてくればいいのです。

この本を読んで成功するギバーになろう

「GIVE&TAKE」は自信を持っておすすめできる名著です。

ぜひこの本を読んで、成功するギバーを目指してください。

成功するギバーと失敗するギバーは紙一重です。

自己犠牲の精神は必要ありません。成功するギバーに必要なのは「他人にちょっといいことする」で、それを繰り返すだけです。

世の中にギバーが増えれば、テイカーやマッチャーのような人々も、生き残るために他者を思いやらざるをえなくなります。

ほんの少し、小さなことを繰り返すことが、成功するギバーにつながります。

大きな成功、豊かな時間を手に入れていきましょう

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